リュックの中身 その1
みなさん、こんにちは。
今回は、一部のオフ車仲間から「四次元ポケット」と呼ばれている、私のリュックの中身を少しづつ小出しに紹介しながら、ちょっとしたシリーズ化を企んでみる。
まずシリーズの最初という事で、バイクに乗る上で一番怖い、怪我をしてしまった場合に備えた「ファーストエイドキット」を紹介したい。
一目でそれと分かる入れ物。
オープン。
いくつかのサイズの「絆創膏」と「消毒綿」。
ちょっとした切り傷・擦り傷などに。
適当な空き缶に詰め込んだ「ワセリン」。
現代の医療では、切り傷・擦り傷の治療は消毒せずに湿潤を維持した方が治りが早いというのが通説らしいので、それ用にワセリンも常備。
他にも色々な用途があるのだが、ここでは割愛する。
傷あてパッド、ネット包帯、サージカルテープ。
絆創膏で対応できない大きな傷に。
ハサミ・カッターナイフ・安全ピン。
包帯・テープ・衣類のカット、補修用に。
虫刺され薬・ポイズンリムーバー・マダニ取り器具。
私が最強の外用薬と信じて止まない「ムヒアルファEX」、その最大効果を引き出すには、ポイズンリムーバーとの併用が良いだろう。
マダニは専用器具で引き抜かないと、口だけが皮膚内に残ってしまうので、こういう物が必要なのである。(たとえ上手く引き抜けても感染症予防のため、皮膚科の受診は必ずする事。)
鎮痛剤。
頭痛持ちの私には必需品。
怪我の痛みを和らげる際にも有効だが、出血を伴う怪我の場合、出血症状が悪化する可能性が高いので、服用するのは打撲などの出血を伴わない怪我の際のみにとどめておくのが賢明だろう。
サバイバルシート。
ファーストエイドとは少し離れるかもしれないが、体温の低下による健康被害を防ぐために。
天候の悪化・沢での転倒等で衣類が濡れてしまった場合、更には山中で一夜を過ごさなくてはならなくなった場合に活躍するであろう。
お守り代わりに。
以上が、現時点での「ファーストエイドキット」の内容である。
これで万全とは言い難いが、積載重量・サイズ等を考慮すると、この辺りが妥当ではないかと思う。
幸いにも私のバイク歴(3年)の中で、これらを使用した事はほとんど無い。
・・・が、万が一を想定し、それに対処できる術があるという安心感を担保する為に、いついかなる時もリュックの中にひっそりと忍ばせているのである。
今後もキットの内容は、経験に基づき更新・最適化していく予定である。
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バイクカバーの小技
みなさん、こんにちは。
突然ではあるが、我が愛車「XTZ125」は基本的に青空駐車である。
一応は、バイクを格納できるスペースを保有する、農具小屋という名のガレージがあるのだが、自宅から330mも離れているため、専ら重整備の際の作業スペースとして、また台風や豪雨、冬眠時の保管スペースとして利用する程度で、普段は自宅の玄関先に青空駐車しているのだ。
だって、ツーリングの度にガチガチのオフロード装備で、わざわざ330mも歩きたくないんだもん。
なので、そんな私にとってバイクカバーは必需品なのであるが···
某「女子高生がバイクに乗ってキャピキャピする漫画」に、このようなアイデアが掲載されていたので···
やってみた。
確かにこれは便利である。
この「布団バサミ」を、更に黄色と黒の縞模様にすれば、追加機能として盗難防止の視覚的な抑止力としての働きも期待できそうである。
私的な感想を言うと、非常に費用対効果の高いアイテムであったと評価したい。
今回の情報源
費用対効果の高いアイテム
結束バンド。
みなさん、こんにちは。
今回は、ライダーならば一度はお世話になった事があるであろう「結束バンド」について話したいと思う。
今更、説明不要かもしれないが、こんなヤツね。
さて、みなさんはこの「結束バンド」の事を何と呼んでいるだろうか?
恐らくは、「インシュロック」か「タイラップ」のどちらかではないだろうか?と思うのだが、違っていたらスミマセン。
ちなみに私は「インシュロック」派である。
では何故この「結束バンド」に2通りの呼び方があるのかという事を説明すると、単純にメーカーの違いである。
「インシュロック」は、ヘラマンタイトンというメーカーの登録商標。
「タイラップ」は、トーマス・アンド・ベッツというメーカーの登録商標。
なのでそれ以外のメーカーの物は、本来の「結束バンド」と呼ぶべきなのである。
ちなみに、ヘラマンタイトン社は「結束バンド」の世界No1シェアを誇る会社で、トーマス・アンド・ベッツ社は世界で初めて「結束バンド」を発売した会社なのだそうだ。
~~~ 閑話休題(それはさておき)~~~
この「結束バンド」、非常に広範囲の使用用途があり(説明するとキリがないのでここでは省かせてもらうが)、みなさんも少なからずその恩恵を受けているハズである。
ツーリング先でのマシントラブルの応急処置のために車載工具と一緒に携帯している方も多いのではないだろうか?
今回の本題は、この「結束バンド」の車載方法についてである。
見ての通りである。
この方法は、私のオフ車仲間である「OK2」さんがやっているのを見て、0.2秒で「真似すべし!」と脊髄反射した方法である。
これならば、いざ「結束バンド」が必要になった際にも、いちいち車載工具入れをまさぐる必要もなく、一瞬にして取り出すことができ、更に残りの本数も一目で確認できるという、非常に理に適った方法と言えるのではなかろうか。
バーパッドを装着してさえいれば誰でもできる簡単な方法なので、一度試してみてはいかがだろうか?
ちなみに私はヘラマンタイトン社の「インシュロック」200mmを使用。
なぜかそれ以上の長さになると急に値段が跳ね上がるのである。
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ヘッドライトをLED化(駄文・長文注意)
みなさん、こんにちは。
今回は、XZTZ125のヘッドライトLED化について書いてみる。
(ちなみに作業自体は2017年11月に完了している)
実のところ、四輪自動車のヘッドライトLED化については、私はどちらかというと否定派だったりする。
その理由として、第一に、LEDには光の指向性というものがあり、正面から見ると眩しいけれど、少し角度をずらすと、まるで光っていないように見えるという特性があり、つまるところ照らす範囲が狭いのだ。
それを補うために、各メーカーはリフレクターやレンズカット等々、色々と工夫を重ね、ようやく広範囲を照らす照明として使用できる水準になっているのだ。
なのでLEDとは本来、ウィンカーやブレーキランプ、インジケーター等の、伝達を目的とする「信号灯」には適しているが、対象物を広範囲に照らすという「照明」の役割には向いていないというのが私の所見である。
第二に、私の住む地域は北陸の降雪地帯であり、降雪中に走行をすれば、たちまちヘッドライトに雪が張りつくというのは想像に難しくはないと思う。
従来のハロゲンバルブであればその熱量で着雪を解かすことができるのだが、LEDの発熱量ではこれを解かすことができないのである。
そして、これが夜間走行だったらどうであろうか?想像してみて欲しい。
以上が、四輪自動車におけるヘッドライトLED化に対する私の考え方である。
さて、前置きが随分と長くなってしまったが、ここからがバイクの話。
私の愛車「YAMAHA XTZ125」の純正ヘッドライトは、どう贔屓目に見ても明るいとは言えず、「中国製」というチープ感に更に拍車をかける形で一役買っていた。
そこで、ヘッドライトをLED化する事による効果で、多少のハイグレード感を演出できるのではないかと考え及んだのである。
でも四輪のヘッドライトLED化は否定してるのに、なぜバイクはオッケーなの?
以下で説明じみた言い訳を述べてみる。
まず国内でバイク走行する場合、ヘッドライトの常時点灯が義務付けられているのはご存知の通り。
その理由は、昼間でもヘッドライトを点灯させる事で、他の車へ自分(バイク)の存在をいち早く察知してもらい、事故を防ぐ目的があるのでアル。
つまり昼間におけるバイクのヘッドライトは、ウィンカーやブレーキランプ同様、照明ではなく信号灯としての役割を担っているのだ。
···であるから、前述した通り、信号灯に適したLEDに換装した方が、安全性を向上させる事ができると言えるのではないだろうか。
これはLED化のメリットであり、導入の理由のひとつである。
肝心の夜間照明としての性能はどうなのか?
結論から言うと、純正のハロゲン球よりもかなり明るくなった。
若干、照らす範囲が狭くなった気もするが、導入したLEDバルブ、もしくは純正のリフレクターが優秀なのか、走行には特に支障をきたすとは思えない水準であり、照明としての性能も純正のハロゲン球を上回っていると言っても良いであろう。
着雪の問題は?
納車されて暫くの間は、雨が降ろうが雪が降ろうが、それこそ猿のようにXTZ125に乗っていたのだが、最近では雪どころか、小雨が降っただけでもバイクに乗ろうという気が起きないので、全く心配する必要が無いことに気づいた。
・・・という訳でXTZ125のヘッドライトLED化について長々と講釈を垂れ流してみたところで、私が導入したLEDバルブの商品リンクを以下に貼り付けておく。
導入後、1年半使用しているが今のところトラブル無し。