リュックの中身 その3
みなさん、こんにちは。
ツーリングの際、リュックに入れているブツの紹介もこれで3回目である。
さて、校長先生ばりの中身のない長い挨拶は抜きにして、さっそく本題に入るとしよう。
・・・の前に(笑)
自分がメインに走っている林道という環境において、何が怖いかというと、①に大怪我、②にガス欠、③にマシントラブルである。
・・・と思う。
①の大怪我というのは、以前に紹介したファーストエイドキットでも対処し切れない怪我の事である。
②は自己管理で予防できるが、なってしまったらもうお手上げである。
③のマシントラブルは、これも以前紹介した車載工具で対処し切れなかった場合である。
①②③のいづれも、林道=山中で発生してしまったら、救急車やロードサービスなんぞは当てにできず、運良く通りすがりの同志か、山菜ハンターでも現れない限りは、詰んだも同然なのである。
さて、今回は自身で対処できる方のマシントラブルという事で、山中でのパンク修理をセルフで行うために、私が常にリュックに忍ばせているツールを紹介しよう。
パンク修理セット
以下、内容物を紹介していきたい。
予備チューブ
フロント用21インチのタイヤチューブを1本だけ常備している。
リアがパンクした時もこの21インチチューブを無理矢理18インチタイヤに突っ込んで帰還するのである。
リア用の18インチチューブはフロントの21インチタイヤには対応できないが、逆に21インチのチューブを18インチのタイヤに入れる事は可能なのだ。
大は小を兼ねるとはよく言ったものである。
タイヤレバー
これが無いとホイールからタイヤが外せない。
空気入れ
これが無いとチューブに空気が入れられない。
エアーゲージ
これが無いと空気が入ったかどうか判らない。
パッチラバー・ゴム糊・サンドペーパー
基本、チューブごと交換しちゃうので、これらの出番は少ないのだが、ごく稀にタイヤレバーでチューブに穴を開けちゃった時のために(笑)
ビードワックス&スポンジ
あると作業が捗るかも。
エマージェンシーサイドスタンド
車体のサイドスタンドとの併用で、前後いづれかのタイヤを浮かし、車体を寝かせずともホイールの脱着ができるツールだが、山中ならば枝や切り株、岩などを利用して同様の事ができると思わなくもない。
スチール製のため、ちょっと重たい。
タイヤバルブ誘道具
リムのバルブ穴にバルブを通すときのイライラを解消。
虫回しも付属。
収納
建築作業用防塵ゴーグルのセミハードケースが、なぜか家にあったので、収まる物はそれに収納している(笑)。
虫回し付きバルブキャップ(画像は拾い物)
リュックの中身ではないのだが、パンク修理関連という事で。
フロントタイヤのバルブキャップはコレを装備している。
以上がパンク修理のセット内容だが、正直これがリュックの重量増に大いに貢献していると言っても過言ではないのだが、かと言って背に腹はかえられもせず、仕方なくこれらを背負って林道へ赴く日々なのである。
以上、今回も最後まで読んで頂き、恐悦至極に存じます♪