「桂蔵坊」ダイアリー

北陸に生息する狐男、「桂蔵坊」の生態を記録するブログ。

やっとこさキャブセッティングの泥沼から脱出か?

本日のバイクメンテナンスは、バッテリー上がりからのスタート(笑)
先週、町内の夏祭りの翌日、宿酔いの状態でキャブをいじった際、メインスイッチ入れっぱなしに気づかず作業終了、キーも刺しっぱなしで放置しちゃってたのが原因・・・(;≧ڡ≦)ゞ
 ・・・って事で、充電しながらAmazon Primeで映画を1本鑑賞してから、いよいよ本題のキャブセッティングの作業へ・・・。
 
以前から、排ガスが臭い・煤が多い・エンジンが温まるとアイドリングせずにエンストしてしまうという、燃調が濃い症状が出ており、これまでジェットの交換や吸気系をいじりながら悪戦苦闘していたのであるが、どうにも上手くいかなかった。
 ・・・のであるが、今回この泥沼からようやく脱出できそうな気配なので、ちょっと記事にしてみようと思った次第である。
 
因みに我がXTZ125のキャブは、純正の「BS25」から定番のミクニ「VM26」に換装してある。
 一般に「VM26」というと、セッティングがし易く(緩く)、多少ズレたセッティングであっても、なんとなく走れてしまうキャブである、という世間一般の評価なのであるが、何故か私の場合、走る事は走るのだが、どう足掻いても「濃い」症状が治まらない。
 
同じXTZ125で「VM26」を取付けている方々のブログなどを見ても、だいたいがメインジェット#160~#180、スロージェット#15~#20、ニードルクリップ2~3段目ぐらいの範囲でセッティングが出ているようなのだが、私の場合、メイン#140、スロー#10、ニードルクリップ1段目でも、まだ「濃い」のである。
これはキャブではなく、吸・排気系の問題か?とも思い、シート下の吸気ダクトを外してみたり、エアクリーナーボックスに穴を追加で開けたり、サイレンサーのインナーバッフルを外してみたり、試行錯誤を繰り返しても、一向に改善されず、いよいよお手上げか・・・。
・・・と思い始めた時に、ピーン!と閃いちゃったのである。
 
この時の私を、もし第三者が目撃していたならば、私の頭上には煌々と光り輝く豆電球が見えたに違いないであろう!(笑)
分かってしまえば何て事は無いのであるが、意外と気づかないものである。
そんなのは私だけかもしれないが、今後、私のような悩める子羊が生まれないように、ここに記しておく事にする。
 
ミクニVM26は、「SP武川」「キタコ」の2社が販売しており、それぞれ内部の構成が違っていて、武川はメイン#190、スロー#22.5に対し、キタコはメイン#150、スロー#15となっている。これは分かっていた。
 
そして、どのみちジェットは変更するのだからどっちでも良いや。・・・と、安い方の「キタコ」を選んだのが、記念すべき泥沼への第一歩であったのだ。
 
別に安い「キタコ製」の品質が悪いという訳ではない。
ジェットがメインとスローのみだと思い込んでいた私の不徳の致すところである。
 
そう、ジェットニードルとニードルジェットも2社では異なる番手が使用されており、しかも「SP武川」の方が「薄い」セッティングなのである。
 
これに気づいてからの私の行動は迅速であった。
出先であるにもかかわらず、スマホから「SP武川」のジェットニードル・ニードルジェットを速攻でポチり、その到着を今か今かと一日千秋の思いで待ちわび、やっと到着したのが昨日の事である。
 
そしていよいよ作業日の今日!
 
 
 
 
バッテリー上がりで始まるのあった(笑)
 

 

 

SP武川 キャブレター ミクニ VM26 03-03-0321

SP武川 キャブレター ミクニ VM26 03-03-0321

 
SP武川 ニードルジェット (VM26) 032-00-013

SP武川 ニードルジェット (VM26) 032-00-013

 
SP武川 ジェットニードル (VM26) 032-00-007

SP武川 ジェットニードル (VM26) 032-00-007