「桂蔵坊」ダイアリー

北陸に生息する狐男、「桂蔵坊」の生態を記録するブログ。

クラッチレバーロック。

みなさん、こんにちは。

 

今回は、我が愛馬「XTZ125」に装備させている、大変に便利極まりないアイテムをご紹介したい。

 

タイトルでピン!ときた読者の方もいらっしゃるであろうが、以下の画像をご確認いただきたい。

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分かり易いように画像を加工してみた。

これがクラッチレバーロック」という、原始的かつ画期的アイテムの外観である。

 

簡単にその機能を解説すると、クラッチレバーを握った状態でロックできる!」という、極めてシンプルかつ合理的なアイテムである。

 

実はこの商品、ヤマハ「AG200」という輸出仕様のファームバイク(農業・牧畜用バイク)の標準装備で、その純正部品として市場に流通している。

このアイテムの存在を知ったきっかけは既に失念してしまっており、それを思い出すには私のニワトリ並みの記憶中枢を丹念に掘り起こす必要があるのだが、そんな事はどうでも良く、ここで重要なのはその恩恵が計り知れないという事を言いたいのである。

 

想像してほしい。

赤信号で停車する度に、1速と2速の間にあるデリケートゾーンに鎮座するニュートラル」という領域を、効き足ではない方の左足で恐る恐る探り当て、ようやく「N」のインジケーターが緑色に点灯したと思うや否や、それに連動するかのように目の前の信号も緑色に点灯し、慌てて1速に入れ直して発進するという精神的苦痛(私だけかもしれないが)から解放してくれる、画期的なアイテムがこのクラッチレバーロック」なのである。

 

↓ 過去に動画でも紹介していたりする。


【XTZ125】 ちょこっとカスタマイズ

 

なぜ全てのバイクにこの機能的な部品を標準装備させないのか、甚だ疑問である。

 

 

 

・・・きっと私が不器用なだけであろう。

 

リュックの中身 その1

みなさん、こんにちは。

 

今回は、一部のオフ車仲間から「四次元ポケット」と呼ばれている、私のリュックの中身を少しづつ小出しに紹介しながら、ちょっとしたシリーズ化を企んでみる。

 

まずシリーズの最初という事で、バイクに乗る上で一番怖い、怪我をしてしまった場合に備えた「ファーストエイドキット」を紹介したい。

 

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一目でそれと分かる入れ物。

 

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オープン。

 

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いくつかのサイズの「絆創膏」と「消毒綿」。

ちょっとした切り傷・擦り傷などに。

 

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適当な空き缶に詰め込んだ「ワセリン」。

現代の医療では、切り傷・擦り傷の治療は消毒せずに湿潤を維持した方が治りが早いというのが通説らしいので、それ用にワセリンも常備。

他にも色々な用途があるのだが、ここでは割愛する。

 

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傷あてパッド、ネット包帯、サージカルテープ。

絆創膏で対応できない大きな傷に。

 

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ハサミ・カッターナイフ・安全ピン。

包帯・テープ・衣類のカット、補修用に。

 

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虫刺され薬・ポイズンリムーバー・マダニ取り器具。

私が最強の外用薬と信じて止まない「ムヒアルファEX」、その最大効果を引き出すには、ポイズンリムーバーとの併用が良いだろう。

マダニは専用器具で引き抜かないと、口だけが皮膚内に残ってしまうので、こういう物が必要なのである。(たとえ上手く引き抜けても感染症予防のため、皮膚科の受診は必ずする事。)

 

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鎮痛剤。

頭痛持ちの私には必需品。

怪我の痛みを和らげる際にも有効だが、出血を伴う怪我の場合、出血症状が悪化する可能性が高いので、服用するのは打撲などの出血を伴わない怪我の際のみにとどめておくのが賢明だろう。

 

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サバイバルシート。

ファーストエイドとは少し離れるかもしれないが、体温の低下による健康被害を防ぐために。

天候の悪化・沢での転倒等で衣類が濡れてしまった場合、更には山中で一夜を過ごさなくてはならなくなった場合に活躍するであろう。

 

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ビクトリノックス

お守り代わりに。

 

 

以上が、現時点での「ファーストエイドキット」の内容である。

 

 これで万全とは言い難いが、積載重量・サイズ等を考慮すると、この辺りが妥当ではないかと思う。

 

幸いにも私のバイク歴(3年)の中で、これらを使用した事はほとんど無い。

・・・が、万が一を想定し、それに対処できる術があるという安心感を担保する為に、いついかなる時もリュックの中にひっそりと忍ばせているのである。

 

今後もキットの内容は、経験に基づき更新・最適化していく予定である。

 

 

 

ドクターヘッセル インセクト ポイズンリムーバー 00050008

ドクターヘッセル インセクト ポイズンリムーバー 00050008

 

 

 

VICTORINOX(ビクトリノックス) クラシックSD 保証書付 0.6223 【日本正規品】

VICTORINOX(ビクトリノックス) クラシックSD 保証書付 0.6223 【日本正規品】

 

 

バイクカバーの小技

みなさん、こんにちは。

突然ではあるが、我が愛車「XTZ125」は基本的に青空駐車である。

 

一応は、バイクを格納できるスペースを保有する、農具小屋という名のガレージがあるのだが、自宅から330mも離れているため、専ら重整備の際の作業スペースとして、また台風や豪雨、冬眠時の保管スペースとして利用する程度で、普段は自宅の玄関先に青空駐車しているのだ。

だって、ツーリングの度にガチガチのオフロード装備で、わざわざ330mも歩きたくないんだもん。 

なので、そんな私にとってバイクカバーは必需品なのであるが···

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「女子高生がバイクに乗ってキャピキャピする漫画」に、このようなアイデアが掲載されていたので···

 

 

 

 

 

 

 

 

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やってみた。

 確かにこれは便利である。

 

この「布団バサミ」を、更に黄色と黒の縞模様にすれば、追加機能として盗難防止の視覚的な抑止力としての働きも期待できそうである。

 私的な感想を言うと、非常に費用対効果の高いアイテムであったと評価したい。

 

今回の情報源

 

費用対効果の高いアイテム 

東和産業 布団ばさみ EL2 2個入り

東和産業 布団ばさみ EL2 2個入り

 

 

 

結束バンド。

みなさん、こんにちは。

今回は、ライダーならば一度はお世話になった事があるであろう「結束バンド」について話したいと思う。

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今更、説明不要かもしれないが、こんなヤツね。


さて、みなさんはこの「結束バンド」の事を何と呼んでいるだろうか?
恐らくは、「インシュロック」「タイラップ」のどちらかではないだろうか?と思うのだが、違っていたらスミマセン。

ちなみに私は「インシュロック」派である。

では何故この「結束バンド」に2通りの呼び方があるのかという事を説明すると、単純にメーカーの違いである。

「インシュロック」は、ヘラマンタイトンというメーカーの登録商標
「タイラップ」は、トーマス・アンド・ベッツというメーカーの登録商標

なのでそれ以外のメーカーの物は、本来の「結束バンド」と呼ぶべきなのである。

ちなみに、ヘラマンタイトン社は「結束バンド」の世界No1シェアを誇る会社で、トーマス・アンド・ベッツ社は世界で初めて「結束バンド」を発売した会社なのだそうだ。


~~~ 閑話休題(それはさておき)~~~


この「結束バンド」、非常に広範囲の使用用途があり(説明するとキリがないのでここでは省かせてもらうが)、みなさんも少なからずその恩恵を受けているハズである。
ツーリング先でのマシントラブルの応急処置のために車載工具と一緒に携帯している方も多いのではないだろうか?

今回の本題は、この「結束バンド」の車載方法についてである。









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見ての通りである。

この方法は、私のオフ車仲間である「OK2」さんがやっているのを見て、0.2秒で「真似すべし!」脊髄反射した方法である。

これならば、いざ「結束バンド」が必要になった際にも、いちいち車載工具入れをまさぐる必要もなく、一瞬にして取り出すことができ、更に残りの本数も一目で確認できるという、非常に理に適った方法と言えるのではなかろうか。

バーパッドを装着してさえいれば誰でもできる簡単な方法なので、一度試してみてはいかがだろうか?

ちなみに私はヘラマンタイトン社「インシュロック」200mmを使用。
なぜかそれ以上の長さになると急に値段が跳ね上がるのである。